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MEMBER’S VOICE Vol.371

2025/11/18 |

【玲央】

SHADOWSの皆さん、こんにちは。

ここ2、3日で急に寒くなりましたが、体調など崩されていないでしょうか?

僕は変わらず元気です。

 

10月末より始まったツアーもすでに折り返し、残るは6本となりました。

春先のツアーと同様に、過去(特にインディーズ期)にお世話になった会場で演奏させていただくことの多い今回のツアーですが、楽屋の落書き一つとっても、当時の思い出が蘇ってくるんですよね。

特に広島の会場なんかは、「どうやってあの楽屋に6バンド近くも待機していたんだろう?」と今では不思議に思うくらいですが、ライブではぶつかり合っても、裏では譲り合いの精神がそこにはあり、うまく回していたのも良い思い出です。

 

思い出と言えば、先日、参加させて頂いたLUNATIC FEST. 2025で、DIR EN GREYと初共演したことは、個人的には大変感慨深いものがありました。

お互い過去に所属していたバンドでの共演経験はありますが、現バンドでは初となり、個人的には実に29年ぶりに同じステージに立てたことが凄く嬉しかったんです。

楽屋が隣同士だったこともあり、特にギター隊の二人とは、月日を取り戻すかのように話し込んでしまいました。

僕がこうして現在もステージに立っていられるのは、紛れもなく彼らのおかげで。

同期だからこその悔しさは勿論ありますが、それ以上に、彼らが日本の音楽シーンにおける可能性を広げてくれた事に対しての、敬意と感謝の方が大きくて。

その音楽やステージに触れることで、”現状維持に満足しないように”といつも奮い立たされています。

スタイルは違いますが、”自分がやらなければならないこと”や、”自分にしか出来ないことがまだまだあるんじゃないか”と、いつも考えさせられるんです。

僕自身、実績としてはまだまだ遠く及びませんが、またいつか彼らと共演出来る日を楽しみに、これからも自分なりのやり方を模索しながら進み続けたいと思います。

 

追記

一部のご要望にお応えして、柄にもなく自撮りしました。

※こちらでの使用については、ご了承いただいております

lynch.の本番直後なので、髪もメイクも少し崩れていますが、それも愛嬌で。

ちなみに、楽屋ではずっとこのTシャツを着ておりましたが、アンコールセッションに参加する上では、”僕なりの正装”に着替えております。


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