MEMBER’S VOICE Vol.380
2026/06/20 |
【玲央】
SHADOWSの皆さん、大変ご無沙汰しております。
いかがお過ごしでしょうか?
皆さんもご存じかと思いますが、lynchは昨年の20周年プロジェクトを終えた後、イベントライブへの参加やツーマン企画、単発でのワンマンなどを開催しながら、約3年半ぶりとなるオリジナルアルバム『CLIMAX』の制作活動を重点的に行ってまいりました。
昨日、リードトラックとなる「ICE」のMVが公開され、“リリースまでいよいよ“という段階に入ってきましたね。
先日のライブで、葉月の口から「早くみんなに聴かせたくてしょうがないから、いっそのことリリース前にYouTubeにアップしようかな」と冗談交じりに話をしておりましたが、メンバーみんな同じ気持ちで、今すぐにでもアップしたいくらいです(笑)
22年目にして初期衝動を形にしたような自信作が出来上がったことを喜ばしく思っていると同時に、自身の懸念材料を払拭できたことに安堵感を覚えております。
アルバム収録曲の詳細については今後展開される媒体を追っていただければ幸いですが、せっかくなのでもう少し違った視点でのお話を少しばかり。
先ほど“懸念材料”という言葉を用いましたが、長年業界に身を置き、絶えず周りの動向を見てきた身として、周年イヤーの直後というのはバンドにとっての鬼門として捉えており、そのタイミングでメンバーの脱退や解散といった悪いニュースが飛び込んでくることが多い傾向にあると感じています。
“燃え尽き症候群”なんて言葉もありますが、全力で駆け抜けたからこその達成感と、その引き換えの脱力感みたいなものに襲われやすいのが、周年イヤーの翌年なのです。
だからこそ今年リリースするオリジナルアルバムは、バンド結成当初に打ち出していた攻めの姿勢を貫き、昨年とは別のベクトルで駆け抜けていくような、言い換えれば制作やライブでの実演において気を抜いていられないような作品にしたかったのです。
私自身「lynch.のメンバーに至ってはそんなことはない」と思ってはいますが、油断している時が一番怖いと言いますか、足元をすくわれないよう常にメンバーの動向を注視し、バンドが先へ進むための選択肢を用意しながら、メンバーの意見をまとめるのがリーダーの役割なんです。
“長く続けられるバンドを始めよう”
結成当初から掲げていたバンドの指針は現在でも揺らいでおりません。
そういった意味でも、この『CLIMAX』という作品はlynch.の歴史の中でも大きな意味を成してくると考えております。
また、この作品を引っ提げたツアーも重要な位置づけではありますが、それ以上にライブ映えする楽曲群を引っ提げての全国ツアーが単純に楽しみで仕方がない今日この頃です。
長らくお待たせしましたが、2026年のlynch.が本格的に始まりますよ。
猛暑が予想される夏のツアー、くれぐれも無理のないよう全力で楽しんでください。

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